忠臣蔵

政治と株価

【兵庫県知事選挙 物語】「 第2章」はまさかの展開に…

日本中を熱狂させた「兵庫県知事選挙」。先週の日曜日 11月17日、失職していた斎藤元彦(さいとう もとひこ)氏が圧勝してから約1週間が経ち、再び慌ただしくなってきました。「第2章」は意外なところから始まりました。きっかけとなったのは、西宮市のPR会社「株式会社merchu (メルチュ)」の折田楓氏という女性社長が、内輪話を公開したこと。折田氏は斎藤氏が当選したことの嬉しさのあまり、投稿してしまったのかなと思いますが、私は今回の「兵庫県知事選挙」の一番の主役は、兵庫県民だったと思うのです。確かに折田氏の手掛けた斎藤氏のプロフィール写真は爽やかでイメージの良いものでしたし、立花孝志氏の登場は、この選挙の大きなターニングポイントになったと思います。しかし、立花氏は、あくまで「一方的なマスメディアからの斎藤氏への批判」に問題を提起したのであり、兵庫県民を始め全国の人達の気持ちを一旦リセットして、冷静に考える余地を与えた点に意義があった。結果的に判断したのは、兵庫県民だったのではないでしょうか。そして、当選直前のあの熱狂。あれは、決して折田氏の広報戦略の影響でもなければ、立花氏のパフォーマンスだけでなく、兵庫県民が自ら考えて応援したことの結集だったと。もし斎藤氏にブレーンがいれば、そういうところまで気を配り、折田氏のような軽率な行動がないようにできたかもしれません。そういう意味で、やはり、斎藤氏はたった一人で戦っていたといえるのかもしれませんね。
政治と株価

兵庫県知事選挙は現代の「忠臣蔵」!?「マスコミ(既得権益) vs SNS(民衆)」の戦い

「兵庫県知事選挙」が白熱してきました。斎藤元彦(さいとう もとひこ)氏への応援が増えており、リードしている稲村和美氏を猛追しているのです。今回の兵庫県知事選には、日本人が好きな典型的なドラマの構図があるように私には思えます。そのドラマの構図とは、たとえば「忠臣蔵」のストーリーです。