M&A・TOB・アクティビスト なぜ小林製薬の株価が急騰したのか?――非公開化の初期提案を受領、TOB価格への期待でストップ高
小林製薬の株価は2026年9月25日、前日比1,000円高の6,885円で取引を終え、ストップ高となりました。きっかけは、投資ファンドによる株式非公開化の提案が報じられたことです。同社はNSSKとCVCキャピタル・パートナーズの関連法人から、法的拘束力のない初期的な共同提案を受けたと認めました。市場では将来のTOBと買付価格への期待が広がっています。ただし、会社は非公開化を決定しておらず、TOBの実施や価格も未定です。紅麹関連製品の健康被害問題を受けた補償、品質管理の強化、収益力の回復も経営上の課題であり、今後は追加開示と大株主の判断が焦点になります。株価に織り込まれた期待と、正式に確認できる条件を分けて見る必要があります。