商船三井決算発表

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【商船三井 決算発表】今期純利益を下方修正も配当は増額へ!安定収益事業で中長期成長を狙う

株式会社商船三井(9104)は11月4日、2026年3月期第2四半期決算を発表しました。連結純利益は前年同期比53.3%減の1,162億円となり、前期の高水準から大きく減益しました。主力のコンテナ船事業で新造船の供給増による運賃下落が響いたほか、自動車輸送でも為替の影響を受けました。この発表を受け、株価は急落。終値 4,357円をつけ、前日比 −226 (-4.93%)となりました。株主還元については、期末配当予想を従来の90円から115円に25円引き上げ、年間配当を200円(前期360円)としました。上期の中間配当は85円で、累計では予想を上回る水準です。