株式劇場 三菱ケミカルグループ株が持ち直し基調、構造改革の成果が株価に反映
三菱ケミカルグループの株価は高値圏で推移しており、構造改革の進展が投資家から評価されつつある。新経営体制の下、同社は低収益事業の撤退・売却を加速し、約4,000億円規模の事業整理の大半をすでに決定した。これにより経営資源を成長分野へ集中させ、27年3月期以降の収益改善を目指す。人員削減や生産拠点の最適化によりコスト削減効果も見込まれ、高機能材料や半導体関連素材、炭素繊維部品を成長ドライバーとして投資を拡大している。PBRは依然1倍を下回る水準にあり、稼ぐ力の回復が確認されれば市場評価の見直しにつながる可能性がある。