株式劇場 日本製鉄、純利益2900億円へ上方修正!USスチールが初の利益貢献、米国事業が新たな「稼ぎ頭」に
日本製鉄は、2027年3月期の連結純利益予想を従来の2200億円から2900億円へ上方修正しました。前期比約17倍となり、市場予想も上回ります。売上収益は11%増の11兆2000億円、事業利益は23%増の6300億円を見込みます。2026年4~6月期は売上収益が40%増の2兆8211億円、最終損益は752億円の黒字へ転換しました。買収後初の利益貢献となったUSスチールが業績をけん引し、通期の実力ベース事業利益予想を1800億円以上へ800億円引き上げています。一方、国内事業は需要低迷や中国の過剰供給、中東情勢に伴うコスト増が重荷です。今後は米国事業の収益持続性と、鋼材値上げや名古屋製鉄所の新設備による国内事業の回復が焦点となります。