事業再生

次世代エネルギー関連株

東邦亜鉛、鉛製錬の副産物からレアアース回収へ――安中製錬所再編が事業再生の新たな柱となるか

東邦亜鉛は、群馬県の安中製錬所で鉛生産後の副産物からレアアースとレアメタルを回収する事業を検討します。レアメタルは2029年度をめどに事業化し、レアアースも将来の商業生産を目指します。イットリウム、ネオジム、ランタンなどの生産が想定され、中国への依存度が高い重要鉱物の国内供給網を補完する可能性があります。一方、鉛鉱石中の含有濃度が低く、不純物の分離・精製にコストを要する点が課題です。既存設備と製錬技術を活用して投資負担を抑え、複数の有価金属を高純度で回収できるかが採算確保の鍵となります。亜鉛製錬終了後の安中製錬所再編と事業再生を結ぶ案件であり、生産規模、設備投資額、販売先、利益貢献の具体化が今後の焦点です。
株式劇場

ユニチカ、好決算と通期上方修正を好感しストップ高! ― 構造改革の成果が顕在化、高付加価値事業が成長牽引 ―

ユニチカは2月6日、2026年3月期第3四半期決算を発表し、営業利益が前年同期比で約2倍となる90億円超に急拡大しました。高付加価値製品を中心とした高分子事業の好調や、不採算事業の見直しによる構造改革、為替差益が寄与しました。あわせて通期業績予想を大幅に上方修正し、営業利益は95億円と前期比62%増を見込んでいます。半導体向けハイエンドガラスクロスへの需要拡大期待も追い風となり、株価はストップ高まで買われるなど、市場からは事業再生の進展が高く評価されました。