
バフェット、日本の5大商社株を50年以上はガチホか!?
投資家 Warren Buffett(ウォーレン・バフェット)氏が5月3日、自ら率いる投資・保険会社バークシャー・ハサウェイの年次株主総会に登壇し、日本の5大商社(三菱商事、三井物産、伊藤忠商事、住友商事、丸紅)についても言及しました。昨年末には、日本の商社株の株価が大幅に下落していたため、”バフェット氏が日本の商社株を売却したのでは?”との憶測が投資家の間で囁かれましたが、実際には保有し続けていたことが明らかになり、株価も大幅反発。ここ最近は、トランプ関税ショックも乗り越え、上昇傾向にあります。そのような中、バフェット氏とアベル氏は5月3日、日本の5大商社を強く支持していることをあらためて表明。「今後50年あるいは永久に株式を保有することを想定している。私達は関係を築いており、彼らと一緒に大きなことを成し遂げたいと願っている。」と語りました。前日の5月2日に開かれた三菱商事の決算発表記者会見にて、中西勝也社長はバークシャー・ハサウェイについて言及し、「買い増しもしてもらっており、戦略面、経営のやり方について信任を得ていると理解している。協業も模索している。」と語っています。両者ともに信頼関係は厚いようで、我々株主にとっても安心材料となりそうです。