金融業界株 SBI新生銀行、なぜ株価は下落しているのか――最高益でも市場が慎重姿勢を崩さない理由
SBI新生銀行の株価が軟調に推移しています。2025年3月期は純利益が前年比34%増の1134億円となり、過去最高益を更新しました。住宅ローンや法人向け金融の手数料収入が伸びたほか、SBI証券との連携による預金獲得も進みました。一方で、市場は来期の利益見通しが慎重である点を警戒しています。預金獲得競争による資金調達コスト上昇も利益圧迫要因となっています。また、信用買い残の多さによる需給悪化も株価の重荷です。ただ、中長期では金利上昇局面の恩恵やネット銀行型の低コスト構造への期待も根強く、今後は需給改善と利益成長の持続性が注目されます。