ストップ安

株式劇場

なぜ、ニデックの株価が急落したのか? ――「1兆円規模の減損」と社長解任報道に揺れる市場

2026年9月28日、ニデック株は一時ストップ安水準の2,340円まで急落しました。ダイヤモンド・オンラインが、2026年3月期に1兆円規模の減損損失を修正計上する方針と、岸田光哉社長の解任決議を報じたことが直接のきっかけです。ただし会社は、役員変更と大規模な減損処理を検討中と認める一方、現時点で決定した事実はないと説明しています。会計問題に伴う損失の全体像に加え、経営体制の変更が再建に及ぼす影響も見通せないため、売りが膨らみました。投資家は今後、減損額と内訳、正式な役員人事、有価証券報告書や内部管理体制に関する開示を確認する必要があります。特別注意銘柄への指定は上場廃止の決定を意味せず、正式発表を待って事実関係を見極めることが重要です。
半導体関連銘柄

【キオクシア株が一時ストップ安】AI過剰投資への警戒で5万円割れ!決算前のポジション圧縮と追い証懸念が「雪崩売り」を誘発し、時価総額7位に転落

7月28日の東京市場でキオクシアホールディングス株が急落し、一時ストップ安水準まで売られました。前日の米市場でエヌビディアやサンディスクが大幅安となり、AIインフラへの過剰投資懸念やNAND型フラッシュメモリーの需給悪化、中国企業の台頭への警戒が波及しました。急上昇後の利益確定売りに加え、7月31日の決算発表を前にした持ち高圧縮、信用取引の追い証に備えた投げ売りも下げを加速させたとみられます。現時点でキオクシア固有の業績悪化が発表されたわけではありません。今後は決算で示されるNAND価格、出荷量、AIサーバー向けSSD需要、利益率、在庫状況、業績見通しが焦点です。好調な実績が確認されれば反発余地がある一方、AI投資の減速やメモリー市況の悪化が示されれば、調整が長引く可能性があります。
株式劇場

PowerX、ロックアップ解除でストップ安!需給悪化懸念が株価を直撃、成長期待との綱引き続く

PowerX(東証グロース・485A)の株価は6月17日、前日比17.9%安の2,291円まで下落し、ストップ安水準で取引を終えました。背景には、IPO後180日間にわたり設定されていたロックアップ期間が終了し、大株主や新株予約権者による株式売却が可能になったことがあります。市場では需給悪化への警戒感が強まり、売りが膨らみました。一方、同社は6月10日のIR資料で、ロックアップ解除の主な対象は創業者の資産管理会社であり、直ちに大量売却が行われる可能性は低いとの見解を示しています。PowerXは大型蓄電池事業を展開し、上場後は大口受注の発表などを背景に株価が大きく上昇していましたが、今回の下落は業績要因というよりも、ロックアップ解除に伴う短期的な需給懸念が主因とみられています。
金融業界株

楽天銀行、フィンテック再編で株価急落しストップ安!みずほ銀との提携強化に期待も「EPS希薄化」を警戒

楽天銀行は、楽天カードと楽天証券ホールディングスを完全子会社化する金融事業再編を発表した。これに伴い、みずほ銀行が楽天銀行へ10.52%出資し、両社は資本業務提携を締結する。一方、市場では株式数増加による1株利益(EPS)の希薄化懸念が強まり、楽天銀行株はストップ安となった。再編後のEPSは約296円と、再編前の418円76銭から低下する見通し。もっとも、楽天銀行は銀行・カード・証券の一体運営によるシナジー効果を見込み、2028年3月期に330億円以上、中長期では年間850億円超の利益押し上げ効果を期待している。