自動車株

日産自動車、PBR0.2倍に!復活に必要なこととは…

日本を代表する自動車メーカー「日産自動車株式会社(NISSAN)」。最近の株価下落でPBR(株価純資産倍率)は、ついに0.2倍に。しかし、復活の兆しはあります。円安方向に読みすぎた「想定為替レート」は戻りつつある点。ルノーとの関係が対等に改善した点など。
三菱HCキャピタル

三菱HCキャピタルが海上コンテナへの大規模投資!経営に与える影響は?

三菱HCキャピタルが10月5日、大きな発表をしました。その内容は、リース用の海上コンテナ船に約2000億円を投資するというもの。リース業界の中で、この発注規模は今年最大クラス。その大規模投資の理由は、コンテナ船の需給が逼迫していることをあげています。なにしろ、中東地域での緊張感の高まりの中、コンテナ船は紅海・スエズ運河の通航を回避して航行しなければいけないため、輸送日数が長期化する傾向がありますから、どうしても船数が足りなくなりますよね。さらに、海上貿易量は順調に増えているわけですから、今後もコンテナ船需要は増えていくことを考えると、ますます必要ですよね。的確に市場の需要をとらえた発表だと思います。一方、気になるのが、これほどの大規模投資をして経営状態は大丈夫なのか?という点。経営に与える影響について調べてみました。三菱HCキャピタルの有利子負債比率(計算式:有利子負債 ÷ 自己資本 × 100)は、2024年6月の時点で464%でした。通常の企業ですと、「有利子負債は総資産のうちの60%以内に」という基準がよく語られるものなので、三菱HCCの この数字だけ見ると、”多すぎるな”と感じがちですが、リース会社は そのビジネスモデル上、どうしても多くなる傾向はあります。今回の三菱HCCのコンテナ船への大規模投資、リース会社の特性上、”この資産をどれだけ有効活用できるか”に勝負がかかっていると思います。期待しながら、動向を見ていきたいと思います。
為替

円安へ戻り始めた相場!その要因とは…

10月に入り、相場は再び「円安」へと戻り始めているのです。その要因について考えてみると、私は2つあると考えており、それぞれの背景には共通したものがあるように思います。【最近の円安要因(1)】自民党の石破総理が利上げを急がない発言をしたこと。【最近の円安要因(2)】米国労働省が発表した、9月の雇用統計が、予想以上に良い内容だったため、米国が利下げを急がないことがわかったこと。(1)(2)により、日米金利差はすぐには縮まらないため、円安へと戻っていると思われます。なお、日米ともに選挙が近いため、市場に配慮した発表がされているとも見えるので、選挙後の動きも見据えていくことが大切でしょう。
column

STOCK.EXPRESS START!! 【株式急行 発車】

〜 Prologue 〜本日、サイト「STOCK EXPRESS」を始めるにあたり、プロローグ的な内容を書いてみます。私が株を保有し始めたのは、2019年の5月でした。きっかけは、夜中にYouTubeで見た与沢翼さんの番組w 彼が「労働する...