住友グループ なぜ住友商事はチリの銅鉱山プロジェクトに参画するのか?――AI・データセンター・EV時代の「銅不足」を見据え、開発初期から将来権益を確保
住友商事は、G Miningグループとの折半出資SPVを通じ、チリの銅・金鉱山「ドス・アミーゴス」に参画しました。SPVの経済的持分は約25%、住友商事の実質権益は約12.5%で、持ち分銅生産量は年約5,000トンとなる見込みです。AIデータセンター、EV、再生可能エネルギー、送配電網の拡大で銅需要が伸びる一方、新規鉱山の開発難易度は高まっています。同社は高額な生産中鉱山を買うのではなく、開発初期から参画して将来の供給源と資産価値の上昇機会を確保します。約25年の操業や追加鉱床への期待がある一方、最終投資決定は2030年ごろで、開発費、許認可、工期、銅価格などのリスクを注視する必要があります。