本日8月25日のNTT株(9432)は前日比マイナスで推移し、終値159.9円。160円を割り込み、150円台で終えました。「160円の壁」とも言うべき壁に押し戻される展開が、ここ1年以上にわたり繰り返されています。直近では8月20日に年初来高値167.2円を付けたものの、21日163.0円、22日162.9円と反落していました。
▼NTT株価推移(8月1日~25日)

NTT株価推移(8月1日~25日)
価格面のファクト
今年に入ってからも、160円到達時の戻り売りが目立ちます。5月30日は終値160円(出来高3.65億株)で引けた後、6月2日は寄り付き160円→終値157円へ反落。8月8日も終値160円に達しましたが、上値追いは続かなかった。レンジは概ね150〜160円での波状推移が長く続いています。
その一方で、52週安値は135.2円(4月7日)。私はこのタイミングで買い増しました。その後、4月以降は戻り歩調を強め、52週高値は167.2円(8月20日)まで切り上げましたが、160円台前半からの上値の重さは解消していません。
テクニカル観
外部のチャート解説でも「160円近辺がレジスタンスとして機能」との指摘があります。中期線のフラット化で下値は固めつつも、明確な材料がない限り160円突破後の定着には力不足、との見立てです。
背景材料
8月6日にNTTが公表した2025年度1Q決算は“増収・減益”。営業収益3兆2,620億円(+0.7%)に対し、営業利益4,052億円(▲7.0%)、当期利益2,597億円(▲5.3%)と利益面の鈍化が続きます。成長投資や費用増が利益率を圧迫し、戻り売りの口実になりやすいかもしれません。
しかし、先日の記事(決算発表から見える未来への布石)でもお伝えしたように、“増収・減益”になっているのは、先行投資の側面が強いので、決してマイナスなデータではなく、むしろプラスのデータでもあると言えます。
先行きの鍵
160円のレジスタンス突破・定着には、
・利益率の底打ち明確化(コスト抑制・PMIの進捗)、
・政策・規制の不確実性の低下、
・高出来高を伴うブレイク(直近の160円接近日は出来高が膨らむ傾向)
といった「量」と「質」の裏付けが求められるでしょう。
現状は150〜160円のレンジ圧力がなお優勢。
心理的節目×需給(出来高集中)×業績トーンが重なり、160円は依然として厚い天井。材料待ちのもみ合いを抜けるには、次の決算や政策メッセージで“質の違う買い”を呼び込めるかが試金石になるかもしれません。
私は本日、NTT株を買い増しました
そのような中、私は本日、久々にNTT株を買い増しました(買値:160.3円)。実は先日、160円台後半へと株価が上昇していた際、「あ~、このまま上昇を続けてしまうと、買い増ししにくくなってしまうかも」と焦っていたのです。しかも、先週末のジャクソンホール会議での情報を見ていると、「今週さらに上がっていってしまうのでは?」と懸念していたのでした。しかし、ふたを開けてみると、このように下落して、また買い場を見いだせた次第。「まだまだ160円くらいまでは引き戻して、いまのうちにできる限り持ち株数を増やしておきたい」私はそんなふうに思っています。
将来性は明るいと思っており、配当も安定して増配を続けているので、NTT株を保有しておくことが将来的に価値を持つと信じているので。
なお、念の為ではございますが、投資の最終ご判断はあくまで自己責任でお願いいたします。

STOCK EXPRESS車掌 SHUN
株主視点での経済ニュースサイト「STOCK EXPRESS」
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