私も株主として応援している企業、NTT(日本電信電話株式会社)の決算発表が本日5月9日にありました。
・13:00~記者会見
・16:00~決算説明会
・決算発表の内容は「増収減益」
売上: 13兆7,047億円 (↑ +2.5%)
営業利益: 1兆6,496億円 (↓ -14.2%)
税引前利益: 1兆5,647億円 (↓ -21.0%)
純利益: 1兆円 (↓ -21.8%)
EPS(1株当たり利益): 11.96円 (↓ -20.8%)
増収ではありますが、減益。
もっと改善の余地はありそう。
人件費も減価償却も上がっていますから、販管費見直しも行ってほしいところ。
とはいえ、株主還元はしっかりと意識していただいているよう_、
2000億円を上限とした自己株式取得(自社株買い)が発表されました。
これは発行済み株式の 1.81%。
株価上昇につながることを期待。
さらに、
・配当金は微増の1株 5.2円 → 5.3円
1株 5.2円 → 5.3円
0.1円の増配。
これにて15期連続増配となります。
単元株(100株)で520円が530円に。
増えてくれるのは嬉しいですが、微増にとどまります。
NTT株は分割以降、単元株がお安くなったので、
株数だけで見ると、たくさん保有しているかのように錯覚しがちですが、
実際には、それほどの価値を持っているわけではないので、
今回の増配が私の年間配当額にもたらすインパクトは弱めですね(汗。
・その時、株価は?
NTT株価は決算前に大きく上がりましたが(157.2円まで上昇)、
決算内容が出てからは、少し落ち着いた感じ。
終値:153.8円で引けました。
やはり、配当金の上げ幅が小さかった点に失望した方が売りましたかね?
まあ、この株価でも一時期の暴落ぶりよりも回復しております。
業績は良く、NTTの次世代通信基盤「IOWN(アイオン)」などの未来への展望もあるので、じゅうぶん価値のある株だと私は思っています。
私自身、昨年春の暴落時に買い進め出し、
平均取得株価 150円で保有しています。
しばらくマイナスに転じていましたが、ようやくプラ転!
わずか1か月前の4月初旬、トランプ関税ショックの際にNTTの株価が130円台だったことが信じられないくらいの上昇気流に乗ってきたようです。
ディフェンシブ銘柄としてガチホし続けたい銘柄ですよね。
そして、新社名はNTTへ!
本日、注目の新社名も発表になり、
その名もズバリ、NTT!
今までもNTTと呼ばれていましたが、あくまで正式名称は日本電信電話株式会社でした。
これが、今後は、正式名称もNTT株式会社になります。
変更のタイミングは、今年の7月1日。
株主としては、IOWNを軸に世界に打って出て業績を伸ばしてほしいところです。
配当金も連続増配を続けていただくことを期待し、
もっと持ち株を増やしていこうと思います。
まあ、増配率が高いわけではないので、
メイン銘柄にしていくほどではないものの、
一定の軸としては確保しておきたいもの。
NTTデータ子会社化で見通しの上振れ期待
なお、
昨日は、NTTデータの完全子会社化も発表されました。
東証の方針がきっかけで、親子上場解消が増えていきそうですよね。
本日発表された今期の通期見通しには、NTTデータTOB後の利益は入っていないと思われます。
なので、TOB後は、現在の見通し以上の数字になるでしょうから、
EPSおよび株価を押し上げてくれることに期待したいところです。
ディフェンシブ銘柄でもあり、
トランプ関税ショックの影響を受けにくい点も魅力です。
本日の決算発表でも、島田社長が「「NTTは関税の影響はほとんど受けません」と仰っていましたし。
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