昨日、自宅のポストを開けたら、NTT(日本電信電話株式会社)からの郵便物がはいっていました。「中間事業ご報告在中」と題された封筒。
開けてみると、「株主通信」と「中間配当金計算書」が入っていました。
またこの季節がやってきましたね。半年に一度の配当通知ラッシュ。SNSを見ていると、「この通知はメールで大丈夫。郵送費がもったいない。」との意見も散見されますが、私は結構嬉しかったりします。(まあ、NTTほど株主が多い企業は、紙で郵送していると膨大な費用がかかるので、オンライン化して浮いた費用を株主に還元してほしいとも思いますけどね…)
私にとって「配当計算書」は「この半年の成果」を実感するものでもあり、歴代のものを保管しています。回数を重ねるごとに配当が上がっていくのが実感でき、嬉しいものです。私は基本的に連続増配企業の株を保有しているので、同じ保有株の企業でもどんどん配当金が増えているのです。
私が2019年に株保有を開始した際、最初に買ったのは銀行株(三菱UFJフィナンシャルグループ)でした。「銀行にお金を預けるよりも、銀行に投資した方がプラスになる」という発想の元に思い立ったのです。今回、配当をいただいたNTTに関して言えば、「NTTへの通信費支払い額よりも多くの配当金をNTTからいただく」という発想もできます。私は自宅の通信をNTTの光ファイバーを使っており、毎月一定金額のお支払いをしています。しかし、そのお支払先のNTTの株主でもあるので、こうして配当金としてお金をいただくこともできているのです。
私は、通信インフラは需要が高く、人々の暮らしに必要な事業なので、安定性も高く良い企業だと思っています。11月3日の記事でも書いたように、次世代通信基盤「IOWN(アイオン)」の将来性も高いでしょう。
新NISAでの人気も高いNTT株。今年の年初は190円超えの高値をつけていましたが、春先に暴落。140円台中盤まで下がりました。暴落の要因は、NTT法改正により政府が保有株を売却するとの懸念が主だったと思います。私は、そのタイミングで一気に買い進めました。その後も株価はヨコヨコの展開でしたが、最近になって上昇し始め、昨日の終値 156.9円。NTT法改正を主に主張していた議員が落選し、改正が棚上げになったのが主な要因のようです。株価的にも追い風が吹いてきました。
私は今後もメイン株の一つとして保有し続けようと思います。やや下落する局面が来れば、まだまだ買い増しして保有株数を増やしておきたいです。
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