本日11月7日(木)、私も株主として応援している企業「NTT(日本電信電話株式会社)」の決算発表がありました(2024年度第2四半期(中間期)決算)。決算発表時間は、午後2時。10月26日の記事でもお伝えしたように、今週11月5日(火)から東証の取引時間が午後3時30分まで延長したこともあり、各社の決算発表時間が注目される中、NTTは前倒しの時間となり、場中での発表ですね。
発表された内容の要点は下記。
・営業収益:6兆5906憶円(対前年同期比:2261憶円増(+3.6%)
・営業利益:9,203憶円(対前年同期比:307憶円の減益(-3.2%)
・営業収益は、第2四半期として過去最高益
・連結最終利益:5,547億円
(通期計画の1兆1000億円に対する進捗率は50.4%。)
進捗率 業績予想は変更なしで、配当も予定通り(1株 5.2円)とのこと。
中間配当支払日は、なんと前倒ししていただき、11月29日にはいただけるようです。これは株主としては嬉しいですよね。株式分割効果もあってか、株主の数は飛躍的に伸びており、244万人にもなっています。分割前と比べて、2.7倍増加。私も今年の春から株主になったので、この増加分に含まれてますね。
グローバルソリューション事業などはかなり伸びています。
固定ブロードバンドも、移動ブロードバンドも順調。
ちなみに、減収減益が目立っている事業は、地域通信事業。これは、現状 NTT法にて全国一律のサービスをしなければいけない縛りがあり、採算度外視で行う側面もあるため、致し方ないと思われます。これは、NTT法改正によって、ある程度解消へと向かうテーマではあるかと。
本日のNTT決算発表に対して、私の率直な感想は「思ったほど悪くないな」と。
市場の反応も同様のものだったのか、NTTの株価は上昇しました。
本日のNTT株価 終値:151.2円(前日比:+4.5円。+3.06%)
減益は織り込み済みでしたでしょうし、営業収益が過去最高だったインパクトの方が大きかったかもしれません。
NTTは今年、波乱万丈な展開を繰り広げてきました。4月17日にNTT法改正が報じられ、国が持っているNTT株を大量に売却する見込みとなったのが契機となり、株価が大幅に下落。年初には、192.9円をつけていた株価は一時144円まで下落。その頃、私はNTT株を保有し始めました。その後、株価はやや回復基調となったものの、ほぼ横ばいで進行。最近では、140円台後半で推移していました。本日、上昇に転じて、150円台になったのは嬉しいところです。
10月14日の記事でもお伝えしたように、私はNTTの持つ価値の高さを感じています。また、11月3日の記事でお伝えしたように、NTTの次世代通信基盤「IOWN」や配電事業での将来性の高さに魅力を感じています。これからも長期目線で株を保有していこうと思っております。
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