最近、三菱重工業株式会社の株価が高騰しています。昨日11月8日 金曜日の終値は、2,329円。前日比 73円プラス(+ 3.23%)。先日11月5日に発表された「2024年4〜9月期の連結決算」が好調で、純利益が1071億円(前年同期比17%増)、売上高、各項目の利益ともに過去最高を記録しています。直近では、こうした点も投資家の皆様から好材料として人気を博していると思います。
さらに、私は、三菱重工にとって今、時代の強い追い風が吹いていると思っています。
どんな追い風が吹いているのか?
石破総理の防衛力強化の方向性とマッチ
新総理に就任した自民党の石破茂氏は「防衛力強化」の考えを持っています。本日11月9日も自衛隊の観閲式で訓示した際、石破総理は「ロシアや中国による領空侵犯など、戦後、最も厳しく複雑な安全保障環境に直面している中、防衛力を強化する」考えを語りました。
この方向性は、三菱重工の得意分野が発揮されるものであり、三菱重工への需要が増すことは明確で、まさに追い風でしょう。
さらに先日、米国の次期大統領にトランプ氏が就任したことも、三菱重工にとっては追い風だと思われます。なぜなら、彼は米国が世界中を守ってきた今までの体制を見直し、各国で自国を守る方向へと改革しようとしていく考えを持っているからです。そうなれば、日本は自身で自衛することの必要性が増し、この意味でも三菱重工にとって追い風となるでしょう。
三菱重工には得意分野が多く、防衛以外にも、電力分野も。これからAIの活性化に伴って電力需要が高まることが予想される中、この分野での需要が高まることも間違いなさそうです。それに、H3ロケット打ち上げ成功も世間を感動させてくれましたよね。
石破総理保有株でもある三菱重工
ちなみに、これは余談ではありますが、三菱重工は石破総理自身が保有する銘柄でもあります。その意味でも、三菱重工は、まさに”石破銘柄”と呼べるでしょう。
ご参考までに、【石破総理 保有銘柄】を下記に掲載。
・東電HD:4813株
・日本製鉄:2791株
・東急:2451株
・関西電力:2150株
・三菱重工業:1062株
・JFE HD:600株
・川崎重工業:500株
石破総理らしさ全開の企業が並んでいるので、「石破総理ご自身が積極的に投資しているのかな?」と見えますが、これらは すべて相続した株だそうです。お父様から相続したのかもしれませんね。
三菱重工株の買い時を考える
まさに追い風が吹いている三菱重工。投資家としては、買うべきかどうか迷いますよね?私自身、三菱の銀行やリースなどの会社の株を保有しているため、以前から三菱つながりで、三菱重工株も目をつけてはいたんです。そして、今年4月に株を10分割した際、購入しようかなと思っていたのですが、タイミングを見ている間に、どんどん株価が上がり、買えずじまいで今に至っております(汗。
とはいえ、上記のような追い風ぶりを考えますと、”今からでも遅くない”という気持ちも高まってきます。週明けの動きを見極めなら注目銘柄としてウォッチしていきたいと思います。
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