三菱HCキャピタル、株価がついに上抜けし1,100円を突破!! その背景とは・・・

三菱HCキャピタル

2025.07.26

私も株主として応援している企業、三菱HCキャピタル株式会社の株価がついに上抜けしてきました。

三菱HCキャピタルの株価は、ここ2年近く1,000円付近で揉んできましたが、”ついにジャンプアップ！”という感じで爽快。しばらく突破できなかった1,100円も超え、7月24日には年初来高値の1,122円をつけました。

三菱HCキャピタルの株価チャート（2025年5月〜7月25日）STOCK EXPRESS

４月５日の記事でもお伝えしたように、この企業は、米国関税の大きな影響は受けにくいと思われます。Tariff-proof（タリフプルーフ）企業。
▼４月５日の記事はこちら

三菱HCキャピタルの事業にアメリカ関税は関係あるのか

アメリカのトランプ大統領の関税政策により大混乱が起きている世界の株式市場。三菱HCキャピタルの株価は、そのような混乱の中でも、1株 1,000円を割らずに耐えていましたが、昨日４月４日、遂に 1,000円を割ってしまいました。終値 961.2円。さらに、後場終了後に発表された、中国の報復関税の報道を受けて、PTSはさらに下落。930円まで下げています。世界総悲観ムードに押されての値動きかと思いますが、ここで一歩引いて冷静に考えてみましょう。三菱HCキャピタルの事業って、アメリカの関税はほとんど関係ないですよね。日本からアメリカへの輸出品のほとんどは自動車ですし。そう考えれば、株価が下がればお得に買える、という認識で良いような気がします。株主通信に掲載されていた「セグメント概況」の図を見て分析してみます。

４月の暴落時は、さすがに1,000円を割り込み、900円台になりましたが。
（今となっては、4月の暴落時に買い増しした自分を褒めてあげたいw）
やはり、市場の景気の影響は受けますよね。

それが、7月23日に米国の関税措置に関する日米貿易協議が合意に至ったとの報道が流れると、株価も上昇。1,100円も超え、1,122円に。

景気上昇の影響に加え、日本が米国からボーイング航空機100基購入の影響も追い風となったと思われます。航空機リース事業を大々的に行っている三菱HCキャピタルだからこそ、潤いそうな印象を与えたのでしょう。まさに”国策に売りなし”といったところでしょうか。

ここまで株価上昇しても、まだ配当利回り4%以上あります。PBRも1倍割れ。なので、まだまだ上昇の余地は多分にありますし、まだまだお得な状態だと言って良いでしょうね。

この企業の経営者は、個人株主を大切することでも知られており、高配当で連続増配を続けている企業でもあります。
▼配当金推移はこちら
https://stockexpress.jp/mitsubishihcc-dividend/

私がこの企業の株を保有し始めたのは、2021年。それまでメインで買い進めていた三菱UFJフィナンシャルグループの株価が高くなってきた頃で、ここはまだ500円台で買えたので買い進めたのを思い出します。今となっては、当時の株価の2倍。配当金も2倍近くに増えています。

三菱HCキャピタルの株価チャート（2020年〜2025年7月25日）STOCK EXPRESS

私自身、株主としてガチホし続け、増配の恩恵を享受し続けようと思っております。

直近の動きとしては、8月8日（金曜日）に2026年3月期第1四半期決算発表予定。
ゾロ目の８８。乃木坂46 賀喜遥香の誕生日でもあります。
決算内容に注目してみます。

・追伸（2025年8月８日）
決算発表の結果記事はこちら♪
https://stockexpress.jp/mitsubishihcc20250808/

【STOCK EXPRESS（ストックエクスプレス）】（略称：STOCK.EX）株主視点の経済ニュース考察を発信してまいります！
語り手は、SHUN。
渋谷桜丘在住。立教大学法学部卒業。株主として様々な企業を応援し、経済活性化に努めております。報道カメラマンとして写真撮影もしており、数々の著名人を撮影。2000年代にはライブドアニュースにて経済記事執筆。（保有資格：知的財産管理技能士、化粧品検定1級、食生活アドバイザー、景表法検定など）

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