私も株主として応援している商社、三菱商事株式会社。本日5月2日、決算発表を行いました。タイミング的には、14:15。後場の最中でした。
今回の場合、すでに4月3日の「経営戦略2027」にて、10円分の増配と1兆円の自社株買いを発表しておりましたから、サプライズな内容はありませんでしたが。
純利益が7000億円に減る見通しとなった点が懸念材料。前期比26.4%減で、3期連続減益。
総合商社の純利益では、伊藤忠、三井物産に負けてしまっておりますね…
円高にふれた影響もありますが、液化天然ガス(LNG)などの資源関連での価格低下の影響が大きいと思います。
さてさて、
これにて日本の総合商社決算が出揃いました。
ご参考までに【日本の総合商社の純利益と昨年比】を下記にて掲載。
・伊藤忠 9,000億 +2.2%
・三井物産 7,700億 ▲14.5%
・三菱商事 7,000億 ▲26.4%
・住友商事 5,700億 +1.4%
・丸紅 5,100億 +1.4%
・豊田通商 3,400億 ▲6.2%
・双日 1,150億 +3.9%
やはり、資源の割合が多い商社は、減益予想の傾向があるようです。
中西勝也社長は本日の記者会見で、トランプ関税の影響について「世界経済には投資家心理も含めて全体的に影響を与えます。それが一体どのくらい業績に影響するのかは、はかりきれない。」と語りました。
とはいえ、非資源事業の底堅さもありますし、営業CFは稼げているので、回復を期待したいところです。
株価的には、5月7日から自社株買いも始まりますので、上昇が期待できるのではないでしょうか?
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