私も株主として応援させていただいている大手総合商社・三菱商事ですが、株価は本日も下げております…
一時、遂に節目の2,500円を割り、本日の最安値 2,486円になる場面も。その後、若干持ち直し、終値 2,500円ジャスト!(前日比 5円安。-0.2%)
三菱商事の株価は5月2日に3,775円をつけて以降、半年以上に渡って右肩下がりを続けており、1,275円も下がったのですね。単元株 100株で127,500円の下落。
▼今年9月から本日までの三菱商事株価チャート
見事なまでの右肩下がりのチャートは、先日倒産で話題となった日本電解の株価チャートに近い…
もちろん、三菱商事は日本を代表する企業ですし、立派な企業なのですが、半年間以上下落し続け、まったく反転の兆しもないというのもどうしたものかと…(汗
三菱商事の課題としては、収益源として石炭事業の比重が高い点。他の商社が資源から脱却していく中で、三菱商事には脱却の兆しが見えていない点が懸念です。
とはいえ、不幸中の幸いだったのは、日産を買収していなくて良かったな、とw 一時期は、三菱商事が日産を買収するかもと思われる場面もありましたが、買収していたら、もっと株価は暴落していたことでしょう…
結果的に、ホンダと日産が経営統合の協議を開始とのことで、ホンダ社には大いに感謝したいところw ホンダさまさまです。
ところで、
私は三菱商事の株価の底値基準が2,500円くらいではないか、と以前から書いておりましたが、ちょうど その2,500円まで株価が下落してきました。
2,500円付近になってから、やや落ち着いてきている気もしており、最近は”想定通りだな”と感じておりましたが。今日の動きを見ていると、もうすこし下げそうな気配も感じますね(汗。
すこし長い目で株価チャートを見てみましょうか。
▼今年1月から本日までの三菱商事株価チャート
今年の年始は、今よりも安い2,000円台前半でした。年初来安値は、2,231円。
”春先に急上昇した反動が下半期に出ているだけで、年初頃の株価に戻っている”と考えれば、まあ、致し方ないかな、という気分にもなってきます。
さてさて、本日株価が2,500円となり、配当利回りはちょうど4%ジャスト!
配当金推移を見ても、連続増配してくれているので、魅力は高まっておりますよね。追加購入する視点で見ると、株価が下がってくれることはありがたいことではあるのですが、企業の業績が危機的になっていると考えると、そんな悠長なことも言っておれない状況になってしまいます。
来年の株主総会の時期まで、この右肩下がりが続いていたら、さすがに株主総会は大荒れとなるでしょう…
私自身、当面は寛大な気持ちで遠い目で見守っていきたいと思っております。
日銀が本日12月19日に開催した金融政策決定会合で追加利上げを見送ったこともあり、為替(ドル円)は大幅に円安加速。円安が進むと三菱商事の利益は増えるので、追い風のはず…
円安でも株価が下がるとマズイですよね… 果てして 明日の三菱商事 株価はどうなるでしょうか。
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