ゆうちゃみさんが大学生と証券投資を学ぶ！10月4日「証券投資の日」記念イベント開催

昨日10月4日は「証券投資の日」でした。「10（とう）と4（し）」の語呂合わせにちなみ、日本証券業協会が1996年に制定した記念日です。2025年10月4日（土）の「証券投資の日」に合わせ、日本証券業協会、日本取引所グループ、投資信託協会が、大学生約100名を対象とした特別イベント『ミライトウシクエスト～トーク＆謎解きイベント～』を東京都中央区のKABUTO ONEで開催しました。本イベントは、若年層に証券投資をより身近に感じてもらうことを目的に実施されたものです。

モデル・タレントのゆうちゃみさんが冒険者スタイルで登場
「証券投資で世界一周旅行を実現したい！」
謎解き体験で学ぶ「ミライトウシクエスト」
「貯蓄から投資へ」

モデル・タレントのゆうちゃみさんが冒険者スタイルで登場

冒険心と学びの姿勢で会場を魅了

ゲストには、タレントでモデルのゆうちゃみさんが登場しました。イベントタイトルにちなみ冒険者風の衣装をまとって現れたゆうちゃみさんは、観客の大学生たちに笑顔で手を振り、会場を明るい雰囲気に包み込みました。

また、証券業界のマスコットキャラクター「とうしくん」もサプライズで登場し、ゆうちゃみさんにオリジナルぬいぐるみをプレゼント。和やかなムードの中でトークセッションが始まりました。

トークセッションでは、ファイナンシャルプランナーの村松祐子さんとともに、「初心者がどのように証券投資を始めるべきか」というテーマで議論が展開されました。村松さんは「まずは信頼できる機関で基礎知識を学ぶことが大切」と助言。ゆうちゃみさんも「オンラインで学べる“J-FLEC”のようなサービスは嬉しい」と感想を述べ、学びへの意欲を示しました。

「証券投資で世界一周旅行を実現したい！」

夢を語る姿が若者の共感を呼ぶ

「証券投資を始めるならどんな目的で？」という質問に対し、ゆうちゃみさんは「世界一周旅行」と回答しました。
「これまで海外には仕事でしか行ったことがないので、プライベートでおしゃれな国を巡ってみたい」と語る姿に、学生たちからは共感の声が上がりました。投資を“自分ごと”として捉えるきっかけを生んだ印象的な瞬間となりました。

謎解き体験で学ぶ「ミライトウシクエスト」

学びながら証券投資の仕組みを理解

第2部では、大学生が主役となる体験型プログラム「ミライトウシクエスト」が実施されました。会場内に設置された7つのブースでは、投資信託や分散投資など、証券投資の基礎を体験しながら学ぶコンテンツが展開されました。

イベントの開会にあたり、投資信託協会の松下浩一会長は「今の時代は情報にすぐアクセスできる。証券投資も“自分ごと”として興味を持ってほしい」とメッセージを送りました。
ゆうちゃみさんも大学生とともに謎解きに挑戦し、「3つ解けました！」と笑顔を見せるなど、終始楽しみながら学ぶ姿が印象的でした。

プログラム後半では村松さんが再登壇し、資産形成の基礎や分散投資の大切さを解説。最後にゆうちゃみさんは「今日から私も勉強して投資を始めてみたい」と意欲を語り、イベントを締めくくりました。

「貯蓄から投資へ」

次世代へつなぐ金融教育の重要性

イベント冒頭、日本証券業協会の日比野隆司会長は「NISA制度の拡充やJ-FLEC設立により、証券投資はこれまで以上に身近になった」と述べました。確かに仰るとおりですが、私はスマホの普及とネット証券の発展の恩恵も大きいと思いますね。さらに日比野会長は「“貯蓄から投資へ”という流れを確実なものにし、未来へとつなげていきたい」と若者へ期待を寄せました。

また、閉会の挨拶に立った日本取引所グループの山道裕己CEOは「本イベントを通じて、ご自身の資産形成について考えるきっかけとなることを期待しています」と語り、イベントは盛況のうちに幕を閉じました。

私自身、2019年から本格的に投資を開始し、その有効性について日々実感しております。特に最近ではインフレが加速しており、銀行に貯金しているだけでは、資産価値がどんどん減っていってしまう時代。今後、円安が進めば、なおさら物価は上がることでしょう。こうした時代でも、株を保有することにより、その株の値上がりも享受できますし（もちろん、値下がりのリスクもありますが）、配当金も享受できる企業が多いです。私が2019年に株を保有し始めた頃のモットーは「銀行に預金するより、銀行の株を持とう！」でした（笑。もちろん、リスクも把握した上での行動が大切ですが、だからこそ、経済についての理解も深まりますし、良い勉強にもなると感じております。

今年のイベントに参加した大学生の世代であれば、これから人生も長いですし、株を保有することでもメリットを享受できる時間も長く、とても有利になる可能性が高いと思います。”私も大学生の頃から始めていれば…”と時々思います（汗。投資への第一歩を踏み出す若者たちの姿が、今後の日本の資産形成文化の広がりを象徴しているなとも感じました。日本は今まで金融教育が手薄だった傾向があると思うのですが、こういう熱心な大学生が増えれば、今後は変化していく予感がします。

ちょうど同日、10月4日に行われた自民党総裁選では、高市早苗氏が総裁に選ばれました。高市氏は積極財政派で、株高が期待できる方でもあり、アベノミクス時代のような追い風が吹く可能性も感じます。また円安が進むことも想定されますので、インフレの加速も予想されます。そうした意味でも、円のまま貯金しておくよりも株などの資産を持っておくことの有効性が増す可能性も高いと思われます。リスクもないわけではないので、経済動向をよく見極めながら進んでいきたいものです。

なお、本記事は、投資判断の参考情報として提供するものであり、特定の株式売買を推奨するものではありません。投資の最終ご判断はあくまで自己責任でお願いいたします。