株式劇場

三菱フィナンシャルグループ

三菱UFJフィナンシャル・グループ決算発表!好業績で 1株60円に増配

メガバンクの三菱UFJ銀行等を傘下に持つ三菱グループの金融持株会社「三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)」が本日11月14日、決算発表を行いました。発表された決算は充実した内容でした。今期(2025年3月期)の連結純利益予想を1兆7500億円に上方修正するとの発表。前期比17%増加する数字です。従来予想 1兆5,000億円を大きく上回り、2期連続で最高益を更新することになります。さらに、自社株買いも発表。発行済み株式総数の2%(総額3000億円)を上限とする自社株買いを実施するとのこと。そして、私達 株主にとって最も重要な配当金の発表もあり、年間配当を1株当たり60円へと引き上げていただきました。前回の決算発表時の予想では50円でしたから、10円も引き上げていただいたことになります。
三菱HCキャピタル

三菱HCキャピタル 決算発表!好業績で、下半期にもさらに伸びそう

大手総合リース会社「三菱HCキャピタル株式会社」の決算発表が本日11月14日、発表となりました。決算発表の内容は、私の予想通り 充実した内容でした。25年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は、1043億円に拡大。前年同期比55.9%プラス。さらに、直近3ヵ月(7-9月期(2Q)の連結経常利益は551億円で、前年同期比89.0%プラス。売上営業利益率も9.9%で、前年同期の6.0%から大幅に改善しています。2025年3月期の配当金に関しては、前回発表されていた通り、期末20円、通期40円。新NISAで単元株を買えば、年間 4,000円の配当を得られるので、高配当ですよね。この好決算の発表を受けて、三菱HCCのPTS株価は上昇しています。
流通小売業界

セブン&アイHD、MBO検討!カナダ社の買収提案に対抗

大手コンビニエンスストア「セブンイレブン」を運営する「セブン&アイ・ホールディングス(セブン&アイHD)」が、MBOによるる非公開化を検討していることが本日11月13日、明らかになりました。MBOとは経営陣による買収で、今回 創業家の伊藤家に加え伊藤忠商事などが出資して銀行融資と合わせて全株を買い取る。(創業家の伊藤家と伊藤忠商事等が3兆円程を出資し、セブン&アイHDの主力取引銀行である三井住友銀行を筆頭に、三菱UFJ銀行、みずほ銀行の3メガバンクが総額6兆円規模の融資をする方向)総額 約9兆円と大規模なMBO構想で、実現すれば日本国内で最大規模となります。セブン&アイHDは今年8月からカナダのコンビニエンスストア最大手「アリマンタシォン・クシュタール」から買収提案を受け、世間の注目を集めてきました。総額 約7兆円に上る買収提案です。これに対抗し、セブン&アイは分離計画を進める等、策を練ってきましたが、ここへきてMBOとは思い切った決断でですよね。この背景には、アリマンタシォン・クシュタール社が買収に本腰を入れて取り組んでおり、場合によっては合意を得ないまま進めるリスクもあることがあげられでしょう。
自動車株

日産株価高騰!その理由とは… 遂に村上ファンド登場か!?

日本の大手自動車メーカー・日産自動車株式会社(NISSAN)の株価が本日11月12日、急騰しました。日産といえば、先週に発表した決算発表の内容があまりにマイナスだったため、直近では株価が急落していましたが、一気に回復。この理由について、日産が昨日11月11日に提出した報告書で、大株主名簿に「エフィッシモ・キャピタル・マネージメント」と思われる名前が入っていたことかなと思われます。「このエフィッシモ社が、なぜ注目されているのか」というと、アクティビスト(物言う株主)だからです。しかも、旧村上ファンド出身者が設立した投資ファンドなのです。
株式劇場

【石破総理銘柄】三菱重工の株価高騰!買い時について考えてみる

最近、三菱重工業株式会社の株価が高騰しています。昨日11月8日 金曜日の終値は、2,329円。前日比 73円プラス(+ 3.23%)。先日11月5日に発表された決算が好調で、投資家の皆様から好材料として人気を博していると思います。さらに、私は、三菱重工にとって今、時代の強い追い風が吹いていると思っています。石破総理の防衛力強化の方向性とマッチしていますし、米国でトランプ大統領が誕生することも追い風となる可能性が高いでしょう。さらには、石破総理自身が保有している株でもあります。
自動車株

造船太郎、日産決算発表直前に株を売却!

日本の大手自動車メーカー・日産自動車株式会社(NISSAN)が11月7日(木)、決算発表を行いました。決算発表時間は、大引け後の16:40。日産の決算発表内容は、非常に厳しいものでした。日産は、この業績不振に伴い、・世界で9千人のリストラ(約1割の従業員)・世界での生産能力を2割削減を発表しました。株価はPTSで大幅下落。ところで、日産株といえば、造船太郎氏が気になりますが、決算発表直前に売却していたようです。
NTT

NTT決算発表!営業収益が過去最高で株価は上昇

11月7日(木)、私も株主として応援している企業「NTT(日本電信電話株式会社)」の決算発表がありました(2024年度第2四半期(中間期)決算)。決算発表時間は、午後2時。10月26日の記事でもお伝えしたように、今週11月5日(火)から東証の取引時間が午後3時30分まで延長したこともあり、各社の決算発表時間が注目される中、NTTは前倒しの時間となり、場中での発表ですね。発表された内容の要点は下記。・営業収益:6兆5906憶円(対前年同期比:2261憶円増(+3.6%)・営業利益:9,203憶円(対前年同期比:307憶円の減益(-3.2%)・営業収益は、第2四半期として過去最高益・連結最終利益:5,547億円この発表に対して、私の率直な感想は「思ったほど悪くないな」と。市場の反応も同様のものだったのか、NTTの株価は上昇しました。本日のNTT株価 終値:151.2円(前日比:+4.5円。+3.06%)減益は織り込み済みでしたでしょうし、営業収益が過去最高だったインパクトの方が大きかったかもしれません。
株式劇場

TGIフライデーズ、日本の店舗は存続!運営はワタミ

「古きよきアメリカ」がコンセプトのカジュアルダイニングレストラン「TGI FRIDAYS(ティージーアイ・フライデーズ)」。私の暮らす渋谷にも店舗があり(渋谷神南店)、時々活用させていただいておりました。陽気な雰囲気が良いんですよね。このTGIフライデーズですが、11月5日に米国本部は米連邦破産法11条の適用を申請したとの発表がなされました。現地での外食需要が伸び悩んでいたようです。この報道を受けた時、私は「渋谷の店舗もなくなってしまうの?」という懸念が頭をよぎりましたが、日本の店舗は営業を通常通り継続できるようです。
三菱商事

日産、三菱商事とEVバッテリーや自動運転で提携!

大手自動車メーカー・日産自動車株式会社(NISSAN)が本日11月4日(月・祝)、大きな発表を行いました。三菱グループの大手総合商社 三菱商事と自動運転やEV(電気自動車)のバッテリーの活用などで連携強化し、て合弁会社を設立する方向で調整を進めているのだそうです。日産は以前からホンダ・三菱と提携してEVの推進を志向しておりましたし、自動運転を活用しての有料送客サービスを目指しておりました。三菱商事もAI(人工知能)を活用した最適ルート提供システムの事業化を進めておりましたから、両社の方向性がマッチしているのでしょう。日産株といえば、造船太郎氏が11月1日(金)に再び買い戻したことで話題になりました。その直後の3連休中に、このようなプラス情報の発信があるとは...造船太郎氏には先見の明があったと言える展開に。本日は祝日で東京株式市場はお休みですが、明日11月5日(火)は、日産の株価が楽しみです。あとは、今後、EV車がどこまで伸びていくか、がポイントでしょうね。
NTT

NTTの次世代通信基盤「IOWN」が切り開く未来!データ容量125倍・消費電力100分の1でスマホ充電は年1回に?

私も株主として応援させていただいている企業「NTT(日本電信電話株式会社)」。今年の春から株価が冴えない傾向はありますが、「NTTの未来は明るい」と私は思っています。その理由の1つが、NTTの次世代通信基盤「IOWN(アイオン)」。「Innovative Optical and Wireless Network」の略称で、”電気信号を光に置き換える”次世代の通信技術。NTTが2019年に提唱した「次世代の情報ネットワークに関する構想」。2030年の実現を目指して進められており、今年2024年に仕様が確定してきていて、最近では具体的な情報が発表され始めました。11月1日には、北海道札幌市でIOWN実験の様子が公開。この映像を見ていて感じたのは、遠く離れた場所と大容量で通信していても、映像の遅れもズレもなくスムーズだということ。IOWNでは、データの容量が今までの125倍になり、一方で消費電力は今までの100分の1にできると言われております。IOWNが切り開く未来。私もユーザーとしても楽しみであると同時に、株主としても期待しています。また、NTTは「送配電事業」に参入する方針も明らかにしています。