M&A・TOB・アクティビスト

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フジ・メディアHD、旧村上ファンド系の株式買い増し攻勢に対抗!臨時株主総会の準備と情報開示要求で緊迫の局面へ

フジ・メディア・ホールディングスは、投資家の野村絢氏(旧村上ファンド系)から同社株を議決権ベースで最大33.3%まで買い増す趣旨説明書を受領し、不動産事業の分離・売却や株主還元の拡充などの要求が提示されました。野村氏側は要求が公表されない場合、買い増しを進める姿勢を示しています。これに対してフジ・メディアHDは、大規模買付行為に対する買収防衛策に基づき、取締役会や株主が内容を検討するための情報提供を求める「情報リスト」を投資家側に交付しました。説明を受けて60営業日以内に取締役会で買付の是非を判断する方針です。また、基準日を2026年1月18日とする株主意思確認総会の準備を進めており、必要に応じて対抗措置の承認を株主に求める可能性があります。両者の攻防はフジ・メディアHDの経営方針と株主還元策に影響を与える可能性があり、今後の展開が注目されています。
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アサヒGHD株が急落!市場は東アフリカ大型買収に警戒感――成長戦略と財務負担の綱引き

アサヒグループホールディングスの株価は、12月18日に前日比5.7%安と大きく下落した。背景には、同社が発表した東アフリカ事業の大型買収がある。英ディアジオから約4,654億円でケニアを中心とするビール・酒類事業を取得し、高成長が見込まれるアフリカ市場への本格参入を狙う。一方、買収資金は手元資金と借入で賄う予定で、資金負担の増加や買収価格の妥当性を懸念する声が投資家の間で広がった。中長期の成長機会と短期的な財務リスクをどう評価するかが、今後の株価動向の焦点となりそうだ。
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マンダム、MBO価格を3割引き上げ!創業家主導で非公開化に前進【マンダム劇場 第5章】

マンダムは、CVCキャピタル傘下のカロンホールディングスが進めるMBOにおいて、TOB価格を1株1960円から2520円へ約3割引き上げました。これを受け、マンダム株を20%超保有する旧村上ファンド系の野村絢氏らと約5%保有のひびき・パース・アドバイザーズが応募契約を締結し、MBO成立の公算が大きく高まりました。背景には、日本市場の縮小を踏まえたアジア市場への長期的投資を進めるため、上場企業としての短期圧力を避けたい狙いがあります。CVCの海外ネットワークやデジタル戦略の支援を取り込み、非公開化後は成長戦略を加速させる見通しです。今後は他の買収提案の有無も注目されます。
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マンダム、MBOを巡り攻防激化!村上世彰氏 長女が20%超を取得し、TOB成立は不透明に【マンダム劇場 第4章】

化粧品メーカーの株式会社マンダム(東証プライム:4917/Mandom Corporation)を巡り、経営陣によるMBO(マネジメント・バイアウト)計画に対してアクティビスト投資家が強く反発する構図が鮮明になってきました。「物言う株主」として知られる村上世彰氏の長女・野村絢氏らが、同社株式の20%超を取得し、MBO実施を目的としたTOB(株式公開買い付け)に対し強い影響力を及ぼし始めています。この記事にて、動向を解説します。
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マンダム、MBO巡り混迷続く!アクティビストの影響で新たな買収提案を模索【マンダム劇場 第3章】

化粧品大手のマンダム(東証プライム:4917)は11月6日、2025年3月期第2四半期の決算説明会を開催しました。説明会では、同社が進めるMBO(経営陣による自社株買収)に関して、沢田正典CFOが「企業価値および株主共同の利益につながる実現可能な買収提案を得るため、速やかに動く」と述べ、新たな提携先を模索する方針を強調しました。マンダムは、英投資ファンド「CVCキャピタル・パートナーズ」傘下のカロンHDと連携し、9月26日より1株1960円でのTOB(株式公開買い付け)を進めています。当初、TOB期間は11月10日までの予定でしたが、マンダム側が一部意見を変更したことにより、期限を11月19日まで延長しました。しかし、村上世彰氏の長女でアクティビスト投資家として知られる野村絢氏らが、マンダム株を21%まで買い増したことにより、MBOの行方は不透明感を増しています。野村氏らはTOB価格を「著しく割安」と指摘し、「創業家が不当に利益を得る目的でMBOを推進している」と強く批判。追加取得の際は、マンダムが策定した情報開示の方針に従う姿勢を示しています。この記事で動向を詳しく分析します。
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ソフト99、TOBをめぐる攻防が新局面へ!エフィッシモが買付期間を延長、MBO側も歩調を合わせる【ソフト99劇場:第5章】

カーケア用品大手のソフト99コーポレーション(東証スタンダード)をめぐり、旧村上ファンド系の投資ファンド・エフィッシモ・キャピタル・マネージメントと、同社経営陣によるMBO(経営陣が参加する買収)の対立が続いています。両者はそれぞれ実施しているTOB(株式公開買い付け)の期限を11月13日まで延長することを発表し、攻防は新たな局面を迎えました。
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旧村上ファンド系、DeNA株を5.12%取得!物言う株主が再び存在感

2025年10月27日、アクティビスト(物言う株主)として知られる旧村上ファンド系の投資会社シティインデックスイレブンスが、株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA、東証プライム上場)の株式を5.12%保有していることが明らかになりました。同社が関東財務局に提出した大量保有報告書で判明したものです。報告書によると、シティインデックスイレブンスは8月22日から段階的に買い増しを進め、取得総額は約142億円に上るとしています。共同保有者は、村上世彰氏の長女で投資家の野村絢氏が3.36%、旧村上ファンド系の別会社であるシティインデックスファーストが1.76%を保有しています。市場では、この開示を受けてDeNA株が翌28日前場にかけて大幅続伸するなど、物言う株主による経営関与への期待感が広がりました。
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太平洋工業、TOB価格を引き上げ!村上ファンド系との攻防で、株価は一時3,000円台を回復【太平洋工業 劇場・第3章】

自動車部品メーカーの太平洋工業株式会社(本社:岐阜県大垣市)の株価が10月24日に大幅に上昇しました。背景には、同社の経営陣によるMBO(マネジメント・バイアウト)に関連したTOB(株式公開買い付け)価格の引き上げ発表があります。旧村上ファンド出身者が設立した投資ファンド「エフィッシモ・キャピタル・マネージメント」が買い増しを続けており、影響力を強めております。
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ソフト99、TOBをめぐり新局面へ!大株主キーパー技研が方針転換、エフィッシモの対抗TOBに応募【ソフト99劇場:第4章】

カーケア用品大手の ソフト99コーポレーション(証券コード:4464)は、経営陣が主導するMBO(マネジメント・バイアウト)による株式の非公開化を目的に実施中のTOB(株式公開買い付け)をめぐり、新たな展開を迎えました。第2位大株主のキーパー技研(KeePer技研)が10月24日、旧村上ファンド系の投資会社エフィッシモ・キャピタル・マネジメントによる対抗TOBに応募すると発表したためです。
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ソフト99、MBO vs. エフィッシモの対抗TOBで揺れる —MBOの株式公開買付価格引き上げ、期間も延長【ソフト99劇場:第3章】

カーケア用品大手の ソフト99コーポレーション(証券コード:4464、以下 ソフト99) を巡るMBO(経営陣参加型買収)をめぐり、旧村上ファンド出身者が率いる エフィッシモ・キャピタル・マネジメント(以下、エフィッシモ) が対抗TOB(株式公開買付け)を仕掛け、公開市場では緊張感が高まっています。この攻防の焦点は、「提示価格の妥当性」と「少数株主保護」の観点です。ソフト99側が提示するMBO価格は当初 2,465円でしたが、10月17日に 2,680円 へ引き上げを発表。これは創業家・経営陣側による非公開化の動きを背景としています。一方、エフィッシモは 4,100円 を買い付け価格として提示。ソフト99側のMBO提案を「著しく割安」と批判し、少数株主により有利な条件を提示する形で対抗しています。