住友グループ 【住友金属鉱山株が急騰、その理由とは?】金価格4,100ドル回復が追い風 銅・ニッケル高と株主還元期待も重なり資源株に資金流入
住友金属鉱山の株価は7月3日、前日比409円高(5.44%)の7,930円まで上昇しました。背景には、米6月雇用統計が市場予想を下回ったことでFRBの追加利上げ観測が後退し、金価格が1オンス4,100ドル台を回復したことがあります。国内有数の金・銅・ニッケル生産企業である同社は、資源価格の上昇が業績に直結するため、投資家の買いが集まりました。さらに、AIデータセンターやEV、送配電網整備を背景に銅価格も構造的な高水準を維持しており、中長期的な収益拡大への期待も高まっています。加えて、経営陣への譲渡制限付き株式報酬(RS)の導入や株式投資単位引き下げの検討など株主重視の姿勢、証券会社による投資判断の引き上げも追い風となりました。また、住友グループ発展の礎となった別子銅山に代表される銅事業は、AI時代の戦略資源として再び注目されており、その歴史的価値も改めて評価されています。