三井グループ なぜ三井物産の株価が大幅反落したのか? ――JPモルガン証券が「ニュートラル」に格下げ、バークシャー期待による急騰の反動も
9月4日の三井物産株は前日比234円安の5,019円と、4.45%の大幅反落となりました。直接の売り材料は、JPモルガン証券が投資判断を「オーバーウェイト」から「ニュートラル」へ引き下げ、目標株価も6,650円から5,700円へ減額したことです。前日にはバークシャー・ハサウェイの長期保有方針を受けて商社株が上昇しており、その反動による利益確定売りも下落を増幅しました。第1四半期は最終利益が53.4%増と好調でしたが、一過性利益を含み、通期予想も据え置かれました。新中計の成長戦略や資本政策が見えにくいこと、資源価格の低下想定などから、さらなる株価上昇のカタリストが乏しいと判断された格好です。