三井グループ なぜ三井化学の株価が大幅続伸したのか__目標株価3,000円への引き上げと石化業界再編への期待が買いを呼ぶ
三井化学株は9月16日、前日比78円50銭高の2,198円で取引を終え、3.70%上昇しました。直接の買い材料は、SMBC日興証券が投資判断「1」を維持し、目標株価を2,300円から3,000円へ引き上げたことです。国内石油化学業界では再編機運が高まっており、千葉と大阪にエチレンプラントを持つ同社は、他社との設備共同利用による稼働率向上や収益安定化が期待されています。将来的に基礎素材事業の連結影響が縮小し、スペシャリティケミカル企業として評価される可能性も意識されました。加えて、研究開発とDXで2030年までに合計200億円以上の利益貢献を目指す方針も中長期の支援材料です。今後は、再編の具体化と利益改善の実績が株価を左右します。