2024-11

政治と株価

林芳正官房長官の保有株について調べてみました

林芳正氏の保有株について調べてみました。林氏は自身分が7銘柄、妻の分が2銘柄と報告しています。地元 山口の企業が中心とのこと。世間的に公表されている分としては、山口合同ガス株式会社が12万2552株。サンデン交通株式会社が 4万株。サンデン交通は林家のファミリー企業で、大株主として林芳正氏の氏名が掲載されています。山口合同ガス、サンデン交通ともに山口県の企業で、林氏が議員になる前に勤めていた企業でもあります。
自動車株

日産、村上ファンドに対抗!?物言う株主対策に弁護士起用

日本の大手自動車メーカー・日産自動車株式会社(NISSAN)が、西村あさひ法律事務所の太田洋弁護士を起用したことが本日11月21日明らかになりました。西村あさひ事務所は日本国内最大規模の大手法律事務所。太田洋弁護士は、”村上ファンドの天敵弁護士”とも評される方。、”物言う株主”として有名な旧村上ファンド出身者(幹部の高坂卓志氏・今井陽一郎氏、佐藤久彰氏の3名)が設立した投資ファンド「エフィッシモ・キャピタル・マネージメント」が日産の大株主に躍り出ています。9月末時点で2.5%を保有したことが明らかになっており、現在はもっと保有比率を高めているかもしれません。彼らは日産のコーポレート・ガバナンスの問題点を改善して株価を上げようとしてくるでしょう。これは客観的に見れば良い側面が多いと思いますし、だからこそ、最近は株価も改善傾向にあったと思うのですが... 日産としては懸念を感じ、これに対抗して西村あさひ法律事務所の太田洋弁護士を起用したのでしょう。
NTT

なぜ、NTTの株価は上昇し始めたのか? NTT法廃止見送り!?

NTT株価上昇理由について考えてみると、NTT法廃止が事実上見送られることがあげられるでしょう。春に下落した要因も、最近上昇した要因も、ともにNTT法をめぐるものかと。きっかけは、自民党の衆院選での大敗。自民党はNTT法廃止を主導していましたが、選挙で大敗し、進めにくい状態になったと思われます。棚上げ状態になっただけなので、今後どうなるかはわかりませんが、当面は売却されなさそうであることから投資家に安心感を与えたのでしょうか。 そもそも、NTT法廃止というと、NTTに不利なことばかりと思われがちですが、そうとも言えないのも事実。NTT法によってNTTが縛られていた点も多いのですが、市場は”政府が保有株を売却しない”点にばかり注目している気もします。いずれにしても、私の保有株分がプラ転したのは嬉しいところ。今後の動向をウォッチしていきたいと思います。
三菱商事

三菱商事は日産を買収するのか!?

「日産自動車株式会社(NISSAN)」の混迷が伝えられることが多い今日この頃。そんな日産を三菱商事が買収するのではないか、とのウワサが流れております。果たして現実味を帯びた話なのでしょうか?考えてみたいと思います。 三菱商事と日産はつい最近、連携強化の発表をしております。何の分野で連携するのかというと、自動運転やEV(電気自動車)のバッテリーの活用など。共に合弁会社を設立する方向で調整を進めているとのこと。このようなことからも「日産自体を三菱商事が買収するのでは?」と予想する人が出ているのかもしれません。また、日産は三菱グループの三菱自動車工業株式会社との関係も深いです。 背景に”物言う株主”の台頭もあるでしょう。 一方で、買収する側になるかもしれない三菱商事の株価への影響は懸念されます。
三菱商事

三菱商事の株価、いくらで下げ止まるのか

三菱グループ企業の商社 三菱商事の株価の下落が続いていますが、その要因について考察してみます。決算発表の内容を詳しく見てみると、一過性利益が占める割合が大きく、本業の利益自体は増えているわけではない点に気づきます。資源エネルギー価格の低下の影響も受けているでしょう。さらに、自社株買いも完了したため、当面はこの要因には期待出来なさそうです。一方、配当利回りが高まってきており、PBRも1に近づいていることから、ある一定以上は下落しないとも思います。
三菱商事

三菱商事株 買い時が近づいてきたかも

三菱グループの大手総合商社「三菱商事株式会社」の株価が最近下落モードに入っております。要因としては、米国でエネルギー増産に進むことが想定され、増産されれば供給過多となり、価格の下落が想定されます。三菱商事は資源エネルギー事業に強く、資源が占める割合も大きいため(割合は 資源 2:非資源 3)、この影響が大きいことが懸念され、現状の株価に反映されているのではないでしょうか?三菱商事の株価は今年の1月から右肩上がりに上昇してきましたが、最近の下落モードにより、買いやすい価格帯に近づいてきているとも思えます。私自身、買い時を見極めながら下落したタイミングで保有したいと思っております。
自動車株

日産株、”物言う株主”エフィッシモに続きオアシスも参戦!株価は上昇

日本の大手自動車メーカー・日産自動車株式会社(NISSAN)の株価が本日11月15日(金)、再び高騰しています。日産株といえば、11月12日(火)に急騰。その要因が、旧村上ファンド出身者の「エフィッシモ・キャピタル・マネージメント」が大量保有し始めたことであることも話題となったばかり。そして今朝11月15日(金)、新たに香港のヘッジファンド「オアシス・マネジメント」も保有していることが報じられました。
三菱フィナンシャルグループ

メガバンク、円安は追い風!MUFG社長「1円の円安で純利益 70億プラス」

3メガバンクの決算が昨日11月14日発表され、いずれも好業績であることが明らかになりました。好業績の要因の一つに、為替(ドル円)が円安方向へと動いていることも追い風となっているようです。 三菱UFJ銀行等を傘下に持つ三菱グループの金融持株会社「三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)」の亀澤宏規社長は「円安は基本的にはポジティブ。だいたい1円の円安で、純利益が70億くらいのプラス効果がある」と明かしました。 三井住友フィナンシャルグループ(SMFG)の中島達社長によると「10円円安になると、450億円の業務純益が増える」とのこと。
三菱フィナンシャルグループ

三菱UFJフィナンシャル・グループ決算発表!好業績で 1株60円に増配

メガバンクの三菱UFJ銀行等を傘下に持つ三菱グループの金融持株会社「三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)」が本日11月14日、決算発表を行いました。発表された決算は充実した内容でした。今期(2025年3月期)の連結純利益予想を1兆7500億円に上方修正するとの発表。前期比17%増加する数字です。従来予想 1兆5,000億円を大きく上回り、2期連続で最高益を更新することになります。さらに、自社株買いも発表。発行済み株式総数の2%(総額3000億円)を上限とする自社株買いを実施するとのこと。 そして、私達 株主にとって最も重要な配当金の発表もあり、年間配当を1株当たり60円へと引き上げていただきました。前回の決算発表時の予想では50円でしたから、10円も引き上げていただいたことになります。
三菱HCキャピタル

三菱HCキャピタル 決算発表!好業績で、下半期にもさらに伸びそう

大手総合リース会社「三菱HCキャピタル株式会社」の決算発表が本日11月14日、発表となりました。決算発表の内容は、私の予想通り 充実した内容でした。25年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は、1043億円に拡大。前年同期比55.9%プラス。さらに、直近3ヵ月(7-9月期(2Q)の連結経常利益は551億円で、前年同期比89.0%プラス。売上営業利益率も9.9%で、前年同期の6.0%から大幅に改善しています。 2025年3月期の配当金に関しては、前回発表されていた通り、期末20円、通期40円。新NISAで単元株を買えば、年間 4,000円の配当を得られるので、高配当ですよね。この好決算の発表を受けて、三菱HCCのPTS株価は上昇しています。